当院には、いつも笑顔、いつも一生懸命、いつも前向き。そんな言葉がぴったりの素敵なスタッフがたくさんいます。今回はそんなスタッフの一人、介護福祉士の有安さんにインタビューを行いました。

〇当院に入職したきっかけをお聞かせ下さい。
今までは子供の生活に合わせて仕事をしていたのですが、子供も大きくなり、徐々に自分の中で「未知の仕事に挑戦してみたい」という想いが膨らんできました。
そんなとき、佐藤第一病院で働いている友人から、看護助手の仕事に就いてみてはどうか?と声がかかったのがきっかけです。

 

 

 

 

 

 

 

〇働く前のイメージはいかがでしたか?
以前、ヘルパーとしてお宅に伺ったりはしていたのですが、病院で仕事をした経験がなく不安が大きかったです。
〇仕事を始めてからの心境は?
患者さんの身の回りのケアをさせて頂く中で、患者さんが自分の親と重なって見えることがあるんです。
この年になったからか、親と同世代の患者さんの気持ちが分かるような気がして、もっと想いに寄り添えたら・・・と思うようになりました。

〇なぜ介護福祉士を目指そうと思われたんですか?
配属された病棟が、脳神経外科の急性期病棟で、皆さんすごく仕事が早い!
そんな中で、言葉が分からなかったりすると、流れを止めてしまう自分にはがゆさを感じました。
「もっと仕事をマスターしたい、看護師の皆さんの動きについていきたい」という想いが募り、介護の専門知識を学びたいと考えるようになりました。

〇学業と仕事の両立で大変だったことは
国が指定した研修施設に7ヶ月ほど通って、講習・テスト・レポート等でみっちり学んでいきました。
病院の資格取得支援制度もあり、勤務調整もしてもくれたんですが、やっぱり体力面ですごく大変でした。

〇やりがいは?
資格取得してから、知識も増えて、自分ができる仕事の幅が増えたことが嬉しいです。ナースコールが鳴ったらまず駆けつけて、状態を確認したりお話を聞いたり・・・自分が対応できることだと嬉しいですね。
まだまだ勉強が必要ですが、これからも日々の業務を通して、自分自身を成長させていきたいと思っています。

〇介護の仕事を目指す方、興味を持っている方へ一言・・・
自分が努力して勉強した分だけ、自分の身になるし、無駄なことは一つも無いと思います。

 

 

 

 

 


私の経験で思うことは・・・少しでも相手の立場に立って、痛みや悩みに寄り添うように努力することが、信頼感を生むのではないかな・・・と。日頃のケアの際も、話しやすい、言いやすい環境づくりを行って、「あなたなら安心・・・」と感じてもらえたら、きっとその想いは伝わってくるし、仕事が楽しくなってくると思います。













終始穏やかで、にこにことお話してくれる有安さん。インタビューしながら、患者さんも有安さんだから話せることがあるのではないかと感じました。小さな体から大きな安心感を感じさせてくれる、そんな素敵な介護福祉士さんです。

     広報委員会スタッフ