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2024年12月19日

ドクターインタビュー

昨年4月に赴任した脳神経外科・川越貴史医師が、今月末で1年9ヵ月の任期を終え慈恵医科大学病院へ戻ります。当院での日々を振り返り、宇佐市の印象や思い出、自身の成長について質問してみました。

 

〇宇佐市の印象

私の母校、山梨大学周辺の町並みと雰囲気が近くて親近感が湧きました。地域の方も優しい方が多く、暮らしやすいところだなと感じました。

 

印象深いのは何を食べても美味しかったことです。宇佐名物の唐揚げはもちろん、スーパーのカレーも美味しいんです。お刺身も安くて質が高いし、野菜の味も濃くて、今までのスーバーとはレベルが違うことに驚きました。私はほぼ自炊をしないので、お総菜には大変お世話になりましたね。

 

〇地域の先生方との連携

脳外科は急性発症で運ばれてくる方が多く、かつ新規の患者さんのことが珍しくありません。その際、なぜこの薬を飲んでいるのか、治療中の病気、既往歴などの基本情報は非常に重要で可能な限り知っておきたい。そんな時、かかりつけの先生方へ連絡すると、どなたも快く応じて下さることに大変助けられました。

 

先生方へ直接御礼申し上げたいところですが、今回は任期の関係もあり叶いませんでした。しかし、お会いできた先生方は若輩の自分にも敬意をもって応対してくれましたし、訪問診療を担当して下さる先生も温かく、地域の皆さまに支えられて今日の脳外科があることを実感しました。

 

また、難しい症例の際には高次病院の先生方へ直接電話で相談できるのも有り難かったです。

宇佐市内は循環器なら宇佐高田医師会病院、脳外科なら当院へと専門科が対応する流れがありますが、それが困難であれば高次病院が請け負う、という役割意識がしっかりしていると感じました。

 

〇当院での就労環境

 脳外科では中原院長はじめ豊田先生との報連相がスムーズで、適宜アドバイスを貰いながら診療に集中することができました。

また消化器内科や総合診療科、整形外科、麻酔科の先生方も非常に優しく、相談しやすい環境に恵まれ、知識はもちろん人間としての核の部分も成長させて貰ったと感じています。

 

コ・メディカルの皆さんの臨機応変な対応にもずいぶん助けられました。

医師はチーム医療のリーダー的存在ではあるけれど、専門的な知識やスキルはそれぞれのコ・メディカルの方がプロフェッショナルです。同じチームの仲間と力を合わせて患者さんのことを考え、自分はその責任を取るという立場で関われたので、とてもやりやすかったですね。

 

〇一年間で得たもの・・・宇佐に来る前と今とで自分自身が変わったと思うことがありますか?

 こちらで経験を積むなかで、治療が終わったから退院ではなく、病気に至った経緯や生活状況、お住まいの地域の特性など、より様々な観点から患者さんの理解に努めるようになりました。

 

全人的医療といえば当たり前なのですが、家庭の問題や高齢独居の方など、暮らしに困難を抱えるがために退院できない、または入退院を繰り返す状況を打開するためには、患者さんである前に一人の人間であり、それぞれの人生があることを尊重しなければならない。そのことを改めて実感しました。

 

これは患者さんにとって何が最善かを考え寄り添う先輩ドクターの姿勢や、地域の先生方と患者さんとの信頼関係を見ていて、自ずと沸き上がってきた思いというか、変化かなと思います。

 

〇嬉しかったことを聞かせて下さい

病院スタッフから県内あちこちに連れて行ってもらい、充実した時間を過ごせたことですね。マラソンやボウリング、ゴルフ、ツーリングなど、どれも楽しかったです。余暇の時間はスタッフの皆さんの優しさに包まれて、日頃の疲れを癒すことができました。

 

〇苦しかったこと、辛かったことはありましたか?

 自分の力が及ばず、患者さんの力になれなかったことが、ずっと心に残っています。時間が経ってもその時の悔しさは消えませんし、何とかできなかったのか・・・と自問することがあります。

 

〇先輩医師からの言葉で印象に残っていること

たくさんの先生方から語り尽くせないほど教わりましが、二つほどご紹介するとしたら・・・

指導医の先生から「手術が成功しても患者さんの症状が改善しなければ意味が無い。適応があっても本当に手術が必要か考えることが第一である」と指導されたことですね。

そのためには、患者さんの全身状態をしっかり把握し、今回フォーカスされている部分以外も良くするように診ることが大切なことを学ばせて頂きました。また術後の合併症から患者さんを守れなければ手術自体が台無しになってしまいますから、術後管理の徹底について改めてご指導頂いた言葉は頭に刻み込まれています。

 

また別の先生に「医師としての責任」について質問したとき、「患者さん、家族と向き合い、説明を尽くすこと、最後まで逃げないこと」と言って貰ったことですね。

シンプルだけれど、覚悟のいること。人の命と向き合う中で一番大切なことは、逃げない姿勢、愚直なまでの誠実さ。その信念を目の当たりにしたときに、すごく感銘を受けて。自分の今後の診療姿勢の礎になる言葉を頂いたなと思います。

 

〇縁があれば、また宇佐に来たいと思われますか?

 是非来たいですね。落ち着いた町並みも好きですし、人も優しい。まだ行けていない場所もあるので、リベンジしたいと思っています。

 

川越医師は、12月末を以て当院から異動となります。赴任してから1年と9ヶ月という期間に、都市部の診療と異なる地域医療について見識を深め、先輩医師からもたくさんの学びを得たようです。当院での研鑽を糧に、今後の目標に向かって一心不乱に精進を重ねていって欲しいと思います。

 

川越医師の在任中、関わって頂いた患者さん、ご家族、また地域の先生方、関係機関の皆さまに心から感謝申し上げます。

2024年11月5日

能登半島地震 ~災害支援活動を通じて感じたこと~

令和6年1月1日に発災した「能登半島地震」の災害支援のため、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)の一員として参加してきました。

金沢市内までは電車を乗り継ぎ、約6時間で辿り着きましたが、派遣地域である珠洲市までは道路状況が悪く、車で約3時間半かかりました。

 

 

私たちが支援に向かったのは、地震発生から2ヶ月後でしたが、現地では未だ多くの爪痕が残されており、水道の制限や避難所での生活を強いられる方が多くおられました。

日本各地から集まったJRATの主な活動としては、54カ所ある避難所での「生活環境の確認・調整や災害関連疾患の予防として体操」などの指導を行う事でした。

 

 

 

二人とも今回が初の災害派遣でありましたが、出来る限りの事前準備を行い、現地へと向かいました。しかし当初の想定・想像を超える状況を眼前にして圧倒される事も多く、5日間(実動は3日間)という派遣は短く感じました。

今回の活動が少しでも被災された住民の方の一助になっていればと強く思います。

 

当院は大分県より『 宇佐高田地域 リハビリテーション 広域支援センター 』の事業を委託されており、県内での大規模災害発災を想定すると、この役割は大きいと思います。今回の活動で、普段から有事の際の様々な対応を考え、行動する重要性を痛感しました。

また、今回は病院からの後方支援もあり、活動しやすい環境に恵まれました。このような支援活動が広がるためにも、所属施設の理解は重要であると感じています。

リハビリテーション部 理学療法士 中、作業療法士 大戸

2024年08月7日

ようこそ実習生さん!

初夏から秋にかけ、当院にはたくさんの実習生さんが学びに来られます。

目標に向かってひたむきに取り組む姿には、見ているこちらも胸熱くなる情熱を感じます。

 

今回は、言語聴覚士を目指し、2ヶ月間の実習に奮闘している堀さんにお話を伺いました。

 

麻生リハビリテーション大学校3年生。病院実習は3回目となる学生さんです。

今回の実習で初めて担当患者さんにリハビリを提供しています。

 

 

実習の様子を伺うと・・・

『 学校では、聞こえの問題、発語、発声、飲み込みの問題など、多岐に亘る分野の勉強をしてきました。病院実習では、今まで点と点だった事柄が線で結びついて、患者さんごとに異なる課題がすごく立体的にみえるようになりました 』と瞳をキラキラさせて語ります。

 

『 飲み込みの問題があるとしたら、脳の病巣から起きているのか、嚥下の筋力が弱っているのか、食べ物と認識できていないのか、それ自体が嫌いなのか・・・など、様々な原因と理由があり、患者さんごとに必要なアプローチも違う。日々勉強になることばかりです 』

悩み迷うことも多いが、いつも傍にいる指導スタッフの存在に助けられていること、また患者さんにも感謝することが多いと言います。

 

『 緊張してつい肩に力が入るんですが、患者さんがとても優しく受入れてくれるので、楽しくコミュニケーションをとりながら実習できています。学校での学びが1としたら、実習ではその10倍くらいの量を学んでいる感覚です 』

 

現在、午前中は急性期病棟、午後からは回復期病棟で実践を交えた学びを深めているとのこと。

求められる内容が違い、難しいと感じることも多いが、言語聴覚士が備えるべき知識や洞察力、技能などを習得している実感があり、とても充実した時間を過ごせているそうです。

患者さんに寄り添う学生さんの笑顔が明るいと、そこに花が咲いたように空気が輝きます。

見ているとつい嬉しくなって、インタビューさせていただきました(^^)

 

どうか実り多き実習になりますように。

佐藤第一病院は、頑張る学生さんを応援しています。

2023年09月25日

医療者としての移植、個人として考える移植

先日、大分大学医学部付属病院 腎泌尿器外科より 安藤 忠助先生を講師にお招きして「移植研修」を開催しました。

テーマは「腎移植の状況と大分県の移植の状況」、「当院での移植の状況」です。

安藤先生の講演はとても分かりやすく、大分県での現状も良く理解できました。

しかし私個人としては、今まで臓器移植について考えることがとても苦手でした。

これまでの人生で、臓器移植が必要な方に関わることがなかった私は、「臓器移植」といわれると、自分や身近な人がドナーになる事の方が現実的で、特に子育て世代の自分にとっては、子供がドナーになること、つまり「子供の死」を想像させる事でした。

今年度より院内移植コーディネーターの役割をいただいた時も、手術室看護師としてのコーディネーターの役割についてだけ考えてきました。

7月に院内移植コーディネーターとしての研修を受け、そして今回院内でも研修を受けたことで、国内での移植事情や、元々健康だった方が突然臓器移植を待つ立場になる事など、今まであまり知らなかった事を沢山学ぶことができました。

しかし、まだ私の中には、自分自身で認めたくない思いがありました。一緒に院内研修を受けた同僚と、「移植についてどう思う?」と話したところ、同じ思いであることがわかりました。

「すばらしい事だと思うけど、そんなつもりじゃないと思うけど、ほんの一瞬でも、自分の大切な人の死を待っている人がいると思ってしまう」「自分の大切な人は亡くなってしまうのに、その臓器を受け取る人はその先の人生があると思うと辛い」

これは私たちの本当に素直な思いです。今回、研修後にこのコメントについて考えるときも、子供の事を考えて涙がとまりませんでした。

でもある時、「臓器移植を待っている方やその家族は、毎日こんな思いをしながら過ごしているんだな」と気づきました。また、「亡くなる事実が変わらないのなら、ドナーになれば、体の一部でも誰かと一緒にこの先の人生を歩む事ができる。ドナーになる事は、体の一部だけでもこの先の人生を歩めるという選択ができる最後のチャンスなのかもしれない」と思う様になりました。

日本は海外に比べると臓器移植の件数はとても少ない状況です。

臓器移植は移植を受ける・受けない、臓器提供をする・しない、どの意見も尊重されます。医療従事者だからといって、どんな思いを持っていても自由です。ただ、「臓器を提供したい」という方の思いを繋ぐためには、臓器提供施設の職員である私たちが、もっと臓器移植について知っておくべきではないかと思います。

院内移植コーディネーターとして、自分が何をすべきか、自分に何ができるかを考えながら、今回の研修を今後につなげていきたいと思います。

手術室・内視鏡 看護スタッフ

2023年08月9日

若葉マークを卒業!

当院では新人・中途入職を問わず、本採用が決まるまでの間、名札に若葉マークを貼るようにしています。

これは、『入職して間もないため、分からないこともあると思いますが、何卒ご了承ください』と研修中の身であることを示しており、患者さんや関係スタッフへの対応に役立てています。

 

4月に入職したスタッフも、3ヶ月の研修期間を終え、若葉マークを卒業しました。

そこで、リハビリ部の新人に、これからの意気込みなどをインタビューしてみました。

 

Q 「仕事には慣れましたか?」

A 「はい。徐々に業務内容を理解して慣れてきました。」

Q 「リハビリテーション部の特徴を教えてください」

A 「みなさん仲がとても良いなと思いました。コミュニケーションもとりやすく、先輩にも相談しやすくて、アドバイスをもらいながら安心して仕事ができています。」

Q 「どんな時にやりがいを感じますか」

A 「リハビリをしたあとに、さっきよりも良くなったという言葉をいただいた時です。良くなったと言われると嬉しいですし、励みになります。」

Q 「今後の目標を教えてください」

A 「まだまだ知識や技術が不十分ですが、個別性のあるリハビリが提供できるように『これでいいや』と思わずに向上心を持って日々精進していきたいです。」

 

ちょっと脱線して・・・

Q 「宇佐の生活には慣れましたか?」

A 「慣れてきました。虫が多いですね!」

Q 「名物の宇佐唐揚げは食べましたか?」

A 「まだ食べていません。これからおいしいところを探して食べたいと思います。」

Q 「休みの日は何をしていますか?」

A 「友達と出かけたりしています。宇佐では東椎屋の滝に行きました!マイナスイオンを浴びてリフレッシュできました。」

 

宇佐の良いところをたくさん知って、患者さんとのコミュケーションにも役立てて欲しいと思います。

これからの活躍を楽しみにしています(^^)!!

リハビリテーション部 教育管理課

2021年05月27日

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2020年10月8日

心を近づける活動 ~ワンチーム・ハート~

 

「リハビリテーション部・生活期課を、より暖かく明るいチームにしたい。」

そんな想いから、今年の1月に現場スタッフで意見交換会を行いました(*^-^*)

    

 

話し合いの結果、「お互いの良いところを褒め合い、志気を高めよう!」に活動方針が決まり、独自の活動『ワンチーム・ハート』をスタートさせました(^o^)

『ワンチーム・ハート』とは、ラグビー日本代表の『ワンチーム』と当院の『ほっとハート』活動※の融合プロジェクトです。

 

活動内容は、一人のスタッフの良いところを全員の目で発見し、文章に記したものを朝礼の場で読み上げるというものです。

その日発表されるスタッフは、かなり照れますし、なにを言われるかドキドキでした。

 

 

スタッフ全員の発表までに約8か月かかりましたが、「ワンチーム・ハート」に取り組んだことで、お互いの良いところを新たに発見・共有でき、とても良い雰囲気になりました(*^▽^*)♪♪♪

 

こんな時期だからこそ、仲間を思いやり、仲間とのつながりをより感じることができる活動に取り組めて良かったです。

 

リハビリテーション部 生活期課 角野

 

※ほっとハート活動

病院全体でスタッフの素敵なところ、助けて貰ったことなどを記載して「ほっとハートBOX」へ投函し、スタッフ間で共有する取り組み。

2019年12月13日

チームで取り組む「嚥下評価」とQOL向上

今月の医局勉強会のテーマは、消化器内科・吉田医師による「嚥下(えんげ)内視鏡検査」でした。


私たち言語聴覚士は、患者さまが安全に安楽に生活できるよう、栄養摂取の方法を確立することを目指しています。
しかし患者さまと関わり、嚥下を評価する中で、実際に見ることの出来ない「嚥下動態」を予測する難しさを日々感じています。

そんな中で参加した勉強会では、「粘膜や唾液の状態を直視しながら観察できる嚥下内視鏡検査」と「嚥下全体を観察できる嚥下造影検査」双方の実用性やメリットについて講義があり、動画を用いながら視覚的にも非常に理解しやすい内容となっていました。

さらに専門医以外の職種でも評価可能な「嚥下評価基準」を用い、実際の患者さんの病態に照らしてスコアリング、嚥下評価、栄養摂取方法決定までの一連を当院で行っていることも紹介されました。

今回の勉強会では、改めて言語聴覚士が果たす役割を認識するとともに、医師や看護師その他コメディカルなどの多職種で嚥下について考えることの重要性を学ぶ機会となりました。
今後、チームでの取り組みに活かし、患者さまにとっての最善のリハビリを提供出来るように努力していきます。



リハビリテーション部 黒瀬

嚥下(えんげ)とは
食物を飲み込むことであり、食物を口の中から食道を通って胃に送り込むことをいいます。
通常、私たちは特に意識せず口に入れた食物を噛んで飲み込んでいますが、病気や老化などの様々な原因により、喉へ送り込まれた食物をうまく飲み込むことが困難になることがあります。
嚥下にこのような障害(嚥下障害)があると、ムセを生じたり、誤って食物が気管に入ってしまうことがあります。
それが原因となって起きる肺炎を「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん」といいます。特に体力の低下したご高齢の方では誤嚥が起きる確率が高まり、誤嚥性肺炎を繰り返せば生命にもかかわってきます。
そのため嚥下障害は、気がついたら早めに検査を受け予防策をとるようにすることが大切です。

2019年02月20日

一致団結!「継続は改善の母」~TQM大会開催~

第14回佐藤第一病院TQM発表大会を、2月16日に開催しました。



【満足度と信頼の向上】を活動スローガンに、12サークルの発表と活発な意見交換が行われました。
どのサークルも今後に引き継がれるすばらしい取り組みであったように思います。
とても刺激を受けました。








優勝とオーディエンス賞をW受賞した、診療情報管理室の【S.O.S救助隊】は、まさに国が取り組んでいる医師負担軽減を現場から発信した内容でした。
審査員は満場一致だったそうです!

興奮冷めやらぬ中・・・もうすぐ新年度が始まります。
気持ち新たに、患者さん中心の質の高い医療の提供を目指し、真摯に取り組んで参ります(^^)。







外来課長 池田

2018年11月1日

みんなおんなじ

2018.10.13(土)大分県医療ソーシャルワーカー協会主催 地域意見交換会&懇親会IN北部が開催されました。
宇佐・高田・中津・杵築・遠くは別府や三重町から約40人が参加し、退院支援や連携のあり方について意見交換会をしました。




大分県MSW協会会長 みえ病院 井元氏は、日本における入退院支援の最新情報に触れ、「一番は圏域の患者さまを取り巻く医療介護障がい等あらゆく支援者が顔のみえる関係であることが一番であること」と御講話されました。
会場となった当院の会議室は、MSW・訪問看護・施設の相談員・保健所・行政等と他職種にあふれ、日頃患者さまと直接相談対応する上での「あるある話」に花を咲かせていました。


その中で「患者さまの為に真摯に向き合うが故の苦悩や喜び」について、「みんなおんなじ想い」を語り合い、おおきな北部圏域という一つの暮らす場の同職員として働いているという気持ちになりました。
「うちの病院じゃないから関係ない」ではなく、どこが何を担うとよいのか?これからも顔の見える関係で連携していきたいと感じました。
今後ともよろしくお願いいたします。


地域医療連携室 医療ソーシャルワーカー 林 

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