1月23日(土)、地域リハビリテーション地域包括ケア推進研修会を開催し、講師に済生会八幡総合病院 歯科医師 尾崎由衛先生を迎え「チームで行う摂食嚥下リハビリテーション」をテーマに講演頂きました。2016020301

尾崎先生は「訴えることができない方の嚥下障害に、周りが気付くことが大切」と話され、様々なケースの嚥下状況を、動画を用いながら非常に分かりやすく説明して下さいました。
実際に食品を使い、参加者全員で様々な姿勢で飲み込みのテストをしたり、疾患によっては食べる楽しみを奪わずに安全に食事が出来ること等、他にも現場で直ぐに実践できるスクリーニングやケアについて、丁寧にお話し頂きました。
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当院歯科衛生士の岩尾も、入職から3年間に取り組んだ口腔ケア支援・歯科の先生との連携・院内でのチーム活動の実績・成果について発表しました。歯科だからできること、歯科だけではできないことを経験し、多職種チームの重要性を学べていること等を報告しました。
参加された関係機関の皆さんからも、実際に現場でも意識していきたい、参加して良かったとの声が多く聞かれました。今後も地域全体で共有できる研修会を企画し、地域の皆さんの療養支援に役立てて頂けるよう努めていきたいと思います。
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リハビリテーション部 次長 小野