2月24日、”大分医療センター 医療ソーシャルワーカー 岡江晃児さん”を講師に、多職種で死/生を考える講演会を開催しました。

実際の事例をもとに、支援の軌跡を振り返るお話は、聴講する私達と対話しながらの温かいものでした。

患者さんとその周囲の方への真摯なアプローチ、多職種と協働しながら東奔西走する姿に心が揺さぶられました。

患者さんの歩んだ道を知り、尊厳を尊重し、患者さん自身が望む形を共に考えることで導き出す「その人らしい支援」。それはこれまで積み重ねてきたもの、生きてきた道程、出会った人たちをつないでいく手探りの作業であることも…。

どこまで支援していくか決まりは無い。しかし、諦めないで支援すること、想いをつないでいくことがその人らしい支援の形になっていくこと。

同じ急性期病院として、支援のあり方に共通する想いが迫り、胸が熱くなりました。
また参加して下さった中津、宇佐、豊後高田市の医療・福祉の関係者の皆様と共に語り合い、想いを深く共有することができたと思います。

これからの地域連携・包括ケアの礎にもなる貴重な時間となりました。
次回は是非、当院全スタッフで、岡江さんの熱い想いを共有したい!!と思います。
 
                                        地域医療連携室 安倍