自分が治療した患者さんが自立していく姿を見届ける医療
近隣に大きな公的病院はいくつかありますが、当院は大分県内で5本の指に入るほど リハビリが充実しています。 全国でもリハビリ医が少ない中、当院には勤務医も真面目な医師が多く、民間病院でこんなにリハビリにきちんと取り組んでいる病院はなかなかないと思います。 高齢化が進んでお年寄りの患者さんが増えていますので、たとえば脳疾患で麻痺がある患者さんが、リハビリでいかに早く通常の生活に戻れるか、試行錯誤しながら少しずつ快方に向かう姿をみていける、これが医師にとってのやりがいだと思います。 リハビリ次第でみるみるよくなっていく患者さん、ご家族と密に関わっていけるのが、大きなやりがいに繋がっています。 そのために必要不可欠なのが、コメディカルとの連携です。 当院のPT、OT、STは自分たちで勉強会を実施して常に研鑚を積んでいるスタッフばかりで、 積極的に医師をサポートしてくれます。
全国の介護・リハビリテーション患者の数
ライフプランを一緒に考えます。
私が転職を考えたのは、大学や関連病院で多忙すぎる毎日の中、家族と の時間も持てず、このままではプライベートもないままさらに疲弊していくだろうと気付いたときです。 もちろん、大学を離れることで最新医療から取り残されるのでは、という不安はありましたし、周囲の誰にも相談はできませんでした。 実際には、転職先の病院にもよりますが、医局から民間病院に転職する ことは、レベルが下がることではないし、臨床という意味では実務経験を 豊富に積むことができます。私の場合は、専門の肝疾患・消化器疾患の診療において 大学病院や都心の民間病院にも匹敵する環境がありますので、専門分野の症例数を増やしながら地域医療に貢献している実感があります。プライベートの時間も増え、家族との時間を大切にしながら仕事に取り組んでおり、これから医師としての一生をどう過ごしていくか悩む方には、経験を踏まえてアドバイスができるのではないかと思っています。