リハビリテーション部

リハビリテーション部は、リハビリテーション部部長(脳神経外科医師)、理学療法士43名 作業療法士31名 言語聴覚士7名、歯科衛生士1名、助手5名、事務4名の計91名が所属する部署です。各療法士は、急性期ユニット、回復期ユニット、外来ユニット、訪問ユニット、通所ユニット、教育管理課に所属し、患者さまの診療を行っています。

当部の理念のもと、急性期から回復期、生活期(外来、訪問、通所)まで一貫したリハビリテーションを実施し、宇佐・高田地域リハビリテーション広域支援センターの役割も担っています。

 

理念

住み慣れたところで安心して生活できるように、総合的なリハビリテーションを提供し地域社会に貢献いたします。

 

リハビリ ユニット運営方針

 

部門組織図      平成29年10月1日現在

診療時間
外来 : 9:00 ~ 18:30 (木曜日のみ17:30まで)
病棟 : 8:30 ~ 17:30
通所・訪問 : 8:30 ~17:30

施設基準
脳血管リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)

対象疾患について 平成28年度実績

急性部門

回復期部門

 

各種診療部門

理学療法部門

「患者様の生活改善・社会貢献が行えるよう、安全かつ質の高い理学療法の提供」を運営方針としております。

理学療法の実際
1.運動療法
基本的身体機能の回復を目的に、理学療法士が患者様の問題点に応じて適切な運動を実施していきます。

早期の廃用予防

呼吸リハビリテーション


装具での歩行練習

車椅子の実走行練習

2.物理療法
温熱、電気、超音波などの物理的エネルギーを用いて、痛みの緩和などを図っていきます。

様々な物理療法での疼痛緩和や促通

作業療法部門

「患者さま第一をモットーに心身ともに支援し、笑顔あふれる生活支援」を運営方針としております。

作業療法の実際
① 生活動作
    日常生活・日常生活関連動作(食事・排泄・更衣・料理・掃除等)が行えるように動作の練習はもちろん、
  精神活動の促進、動作環境・道具の提案を含めた支援を行っています。

座位活動の練習

料理作成・台所使用の練習

② 復職支援・趣味活動
 

農作業

職場での作業確認


③ OTスタッフ内活動
 より良い自助具が提案できるようOT内でアイデア作品展を行い、高い評価を得た物を毎年、
 県の「生活介護用品・アイデア作品展」に出品しています。

<< アイデア作品展 受賞作品 >>

言語聴覚部門

「患者さまの能力を最大限に引き出し、コミュニケーション活動の充実、安全な摂食嚥下機能の回復」を運営方針としております。
① 言語療法
   コミュニケーションが円滑に行えるように支援を行っていきます。
 

② 摂食機能療法
 発症早期から嚥下機能の評価を実施し、食事の確立を目指しています。

推進チーム

HALチーム

ロボットスーツHALを使用したリハビリを提供しています。
HALとは、自分の足の動きに合わせて足りない分の力ををサポートしてくれる歩行支援ロボットです。
HALチームでは、HALの装着・設定を行い、患者さまの歩行能力の改善を目指したロボットリハビリを提供
しています。

ロボットスーツHAL

実際に患者さまに装着してる様子

HALをつけて歩く様子
免荷式歩行器を使って歩いています。

HALチームメンバー

CI・電気刺激チーム

CI療法、電気刺激療法といったEBMが高いといわれている治療手技の知識・技術を成熟させる事を目的として活動しています。
※EBM(Evidence-Based Medicine):根拠に基づいた医療

<CI療法とは>
麻痺した手の状況に合わせて細かな難易度調整を施した課題志向型訓練と獲得した手の機能を実生活や対象者の意味のある活動に転移させるためのTransfer Packageといわれる麻痺手の行動変容プログラムを用いて、日常の中で活用する麻痺手の獲得を目指す治療法です。
※ただし、麻痺の程度や生活の自立度等によって、治療対象に適応基準があります。

物品を移動させる練習

指先でつまむ練習

自助具を使用した箸の練習

麻痺した手を使ってコメを炊き、

包丁で野菜を切る練習

<電気刺激療法とは>
当院では、リハビリテーション用の電気治療刺激装置を用いて、麻痺の回復および機能改善を目的にして活用しています。特に筋力増強は対象者自身の運動に合わせて電気刺激を与えることでより効果があると言われています。
その為、CI療法等の治療手技と併用して実施することが多くなります。

電気刺激を用いた促通反復練習

電気刺激で動きをサポートし、物品を移動させる練習

ウィメンズヘルスチーム

リハビリテーションスタッフの労務管理として、妊娠者に対して「妊娠周期における体調の変化やリスク」「産休・育休取得の手続き手順」「必要書類」などが分るように、パンフレットを作成し渡すようにしています。
また、ウィメンズヘルス関連の研修会に参加し、リハビリテーション内のみでなく院内全体に向けて啓蒙を行う為に研修会を開催しています。今後は、妊婦に対しての運動療法の提供などを行っていければと考えています。「働きやすく、育てやすい職場作り」を目指して活動を実施しています。

                 レママへのパンフレット

地域包括ケア推進チーム

活動内容>
地域包括ケア推進チームは平成27年度より立ち上げられ、現在リハビリテーション部スタッフ12名のメンバーで活動しています。活動内容は、地域包括ケアシステム・介護予防についてメンバーの知識・理解をより深めるため、定期的に会議や勉強会を開催しています。また、宇佐市の主催する地域での健康教室・地域ケア会議へも出向しています。
資格:地域包括ケア推進リーダー 2名、介護予防推進リーダーが6名

健康教室の様子
平成29年度は、宇佐市主催の健康教室(宇佐・安心院・院内)へ10回の出向を予定しています。

 

教育体制

きっかけを作れるセラピストへの成長
・患者さまからのニーズに応えられる感性豊かな人材への成長
・社会から求められる人材への成長
・相互啓発し成長し続けられる人材へ成長

Grade 名称 対象・内容 到達目標 モデル年数
 Ⅰ 新人セラピスト 新卒入職者 当院における業務の流れが理解でき、指導のもと患者の治療が行える ~ 1年
 Ⅱ 研修セラピスト プリセプター制度修了者 各種療法に必要な基本的な技術・知識を有し、患者の治療が行える 2 ~ 4年
 Ⅲ 一般セラピスト 新人プログラム終了・新人指導者 ガイドラインに準じた標準的な治療が行え、後輩指導が行える 5 ~ 7年
 Ⅳ 認定セラピスト 各領域での専門的な臨床能力を持つ 各疾患別の専門知識を有しており、疾患の特性に応じて応用的な治療を行うことができる  8年 ~


リハビリテーション部の新人教育について

当部の教育方針は専門性を社会性を育み、専門誌としても社会人としても必要とされる人財を育てることとしています。そのため、下記の教育体制にて新人指導を行っています。

  部内新人教育プログラム
(1年次)第1木曜日

部内新人教育プログラム
(2年次)第3木曜日

部内新人教育プログラム
(3年次)第2金曜日
4月 部内オリエンテーション 家屋調査について 学会発表について
5月 脳卒中の基本リスク管理 脳卒中のアプローチについて プレゼンテーションについて
6月 ADL動作の評価について 装具について 症例発表計画について
7月 等級別研修(1/17) 抄録の書き方
8月 高次脳機能障害の評価 高次脳機能障害についてのアプローチ スライドの作り方
9月 脳卒中の基本的な評価 言語障害に対するアプローチ 生活期のリハビリテーション
10月 言語障害の評価 運動疾患についてのアプローチ 等級別研修
11月 心疾患の評価について 糖尿病のリハビリテーション  
12月 呼吸器疾患の評価について 人工呼吸・気管切開について  
1月 運動器疾患の評価 摂食機能障害に対してのアプローチ  
2月 摂食嚥下障害の評価について リハビリテーションと栄養評価・摂取手段  
3月 各療法士協会の学会参加(1年次もしくは2年次)  

リハビリテーション部の新人教育について

当部の教育方針は専門性を社会性を育み、専門誌としても社会人としても必要とされる人財を育てることとしています。そのため、下記の教育体制にて新人指導を行っています。

 

 

学会実績

2016年

大分県PT学会
・ 失調症状に対してHALを使用した症例の一考察
      東 亮太
日本歯科衛生学会 第11回学術大会
・ 口腔機能障害と栄養状態・リハビリテーション各印紙との関連
      岩尾 佳美
大分県歯科衛生フォーラム
・ 口腔機能低下が要支援・要介護高齢者におよぼす影響
      岩尾 佳美
大分県PT学会
・ 前庭機能の低下に着目した脳幹梗塞患者の一考察
  大城 日菜子
県北ブロック PT症例検討会
・ 体性感覚を活用した課題によりPusher現象が改善された一症例
  秋本 郁
日本神経理学療法学会学術集会
・ 歩行時に麻痺側下肢への注視が残存した脳卒中の一考察
  藤原 愛作
第51回 日本理学療法士学会
・ 女性療法士の妊娠期から育児期における労務管理の調査報告
      藤原 愛作
九州PT・OT学会
・ MTDLPを通して自己実現に向けて「生活する人」になった一症例
      平山 徹
大分県病院学会
・ 妊娠期・産後復帰者の労務管理について
      山川 亜沙美
大分県作業療法士協会事例検討
・ 課題志向訓練を実施し箸操作の自立が得られた一症例
      久恒 奈美 
HAL研究大会
・ 脳梗塞後にHALを使用し歩行が改善した一症例
      中園 和貴
第26回 日本病態生理学学会大会
・ 口すぼめ呼吸指導により気道閉塞改善を期待した一症例
      大鍛治 孝幸
第20回大分県作業療法学会
・ 母親としての役割再獲得に向けて、麻痺手の回復にCI療法を導入した回復期の症例
      長野 杏奈
第34回大分県病院学会
・ 訪問リハビリテーション利用期間の適正化
      澤村  大介

2015年度

日本医療マネジメント学会
・新人業務リストを活用した新人教育に対する一考察
  藤原愛作
リハケア合同研究大会・神戸2015
・ロボットスーツHALの使用時の適応条件についての一考察
  田邉史啓
・当院回復期リハビリテーションユニットにおけるFIM Motor Gainの改善に向けた取り組み
  高石菜美
九州PTOT合同学会
・臨床実習に関する調査結果に対する一考察
  藤原愛作
・静的姿勢保持能力検査SIDEは回復期入院患者の在宅復帰を予測する因子となりうるか
  佐藤幸喜
・維持期脳卒中症例に対しHALを使用した一考察
  市場達也
大分県PT学会
・脳卒中生活期における装具療法に対する一考察
  宮崎真衣
大分県病院学会
・臨床力向上、リハビリ卒業者増加に向けての取り組み
  平川裕介
・送迎方法の見直しと送迎費の削減
  角野秀幸
・業務標準化を図り、業務効率の向上に繋げた取り組み
  高木一磨
大分県OT協会症例検討会
・拮抗性失行と道具の強迫的使用を生じた患者の急性期~回復期に至る症状の変化  
     安藤 茜
・生活行為聞き取りシートを用いたことで退院への不安軽減に繋がった一例  恒弘陽樹
・誤りなし学習により食事場面の失行症状が軽減した一症例
  池田果奈

 

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